「刺激的な毎日をうんぬんかんぬん」などと所信表明した舌の根も乾かぬうちに言う事ではないけど、実家ってなんでこう暇なんだろうか。

今は毎年恒例年末年始の帰省中なのだが、もう三日も四日もやることがなくて死んでしまいそうだ。

 

うちは年末年始に親戚みんなで集まって大勢で宴会をするような家系ではないので話す相手も限られているし、地元の友人を捕まえて年末の人混みの中に連日繰り出すような元気もない。忘年会が僅かにあるのみだ。

ゲームをしようにも実家にはまともなデスクトップなどないし、俺が持ってきたノートPCとトラックボールでは大したゲームは出来ない。携帯ゲーム機などPSP-1000以来ご無沙汰している。

 

親が煙草嫌いで喫煙できないのも大きなストレスだ。酒と美味い物には困らないが、それだけでは暇は潰せない。四六時中酔いつぶれているわけにもいかないし。

 

ああ、肺一杯に紫煙を吸い込んで、浴びるように安酒を飲み、ジャンクフードを喰らいながら徹夜でゲームをする。そんな不健康極まる生活が最早懐かしい。実家の暮らしは健康的すぎる。